森林活動(自然観察会)

森林活動も今日で最終日。今日は川崎さんをお呼びしての自然観察会。子どもたちも今日をとても楽しみにしていました。集合場所に到着してみると・・・・。

えっ、熊?! 近寄ってみてみると、あ~。毛皮(本物!)

熊の毛皮やシカの角、頭蓋骨やリスのしっぽ、山鳥の羽やオオタカなど猛禽類の羽などなど。子どもたちがワクワクしてしまうものがずらり。

今年は熊の出没が多そうなので、もし、熊に出会ってしまったらどうする?というレクチャーを受けて(野外で活動している私たちにはとっても大切)、熊の毛皮をかぶってみたり、羽を飛ばしてその落ち方をみたりした後、さあ、リュックをしょって森へ出発!

歩き始めてすぐに死んでいるクワガタやサワガニを発見。サワガニがいるかも、ということで近くの小さな沢に降りていきました。小さな沢で子どもたちは葉っぱの船を流したり、サワガニを探したりと嬉しそうに水遊び。ヒゲの生えた不思議な幼虫も発見!森は面白いものに満ちています。そのあとは急な斜面を藪漕ぎして再び林道に。

イタドリで笛を作って吹いているとあちらこちらから野鳥の声が。ヒヨドリやオオルリ、サンショウクイなど声だけで川崎さんは鳥の名前を教えてくれます。さらに進むと、フクロウの親子が!子どもが巣立ちの練習をしているのでしょうか。甘え声をだして餌をねだっているらしい、など私たちではなかなか気がつかない、見えていないことが川崎さんといるとまるで手品のように見えてきます。

お弁当のあとはさらに森に分け入り、ブナの木についた熊の爪痕や珍しい花などを見て回りました。

一週間通った森でしたが、川崎さんからはたくさんの面白いもの、面白いことを教えていただきました。子どもたちはもちろん、大人も大満足の一日でした!川崎さん、ありがとうございました~。